就職活動のターニングポイント

新卒での就職は情報の取捨選択が必須

新卒での就職は情報の取捨選択が必須
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自分の就職活動

新卒で就職活動をする際に注意したいことの一つに、自分だけの、自分のための就職活動をすることがあります。当たり前と言えば当たり前ですが、就職活動をしていくうちに多大な情報を拾っていき選択肢がとても広がっていきます。この選択肢の広がりと多大な情報の取得に伴って当たり前である「自分の就職」がいつしか誘導されたように本来の自分の考えている就職活動から離れていくことがあります。
例えば両親から、子供を心配して安定した大きな会社が良いという助言があったとします。一見ありがたい助言ですし温かいアドバイスではありますが、自分の就職活動をする点においては残念ながらいらない情報でもあります。また大学の就職課や就職支援サービスの会社からの情報なども、大学からすれば多くの会社から求人が集まるように評判を上げたいですし、会社も多くの募集を集めて厳選したいなど、就職活動をする人のことだけを考えた情報のみではありません。
このようなことから全ての情報を鵜呑みにして就職活動をすることを考えると、いつしか自分が考えている就職活動のプランから外れていることは多々あります。常に自分が将来的にどのような仕事をして、どのような人生設計をしていくのかをなるべく実行できる会社を頭に描きながら就職活動をする必要があります。

全て自分が決める

自分の就職活動が大事という点を伝えていますが、この自分の就職活動には会社の評価なども全て自分が決めることも含まれています。就職活動を通してあの会社は良い悪いという多くの会社の評価や評判を聞くことになります。そして大企業や多くの人が知っているような企業であればあるほど良い会社という評価になりやすいです。
しかし、プログラマーになりたい人が郵便局に内定を決めてもそれは自分にとって良い会社でしょうか。100人に聞けば100人がプログラムができる会社に勤めるべきという返答になると思います。極端な例ですが評価の高い会社ばかり目にしていても、結局自分のやりたい仕事や人生設計が叶わなければそれは自分にとって評価の高い会社にはなり得ないはずです。
20代のうちに独立することを人生設計に組んでいる人ならば、新しく出来た会社で立ち上げ時のノウハウや流れ、教育に関することを学んだ方が良いかもしれません。または厳しいと言われている会社でも、組織として完成されている会社に入って独立した時に組織として人を動かす時に役立つものを学んだ方が良いかもしれません。このように人によってその会社の評価は変わるものですので、あくまでも周りの評価に流されず自分で会社の評価をして、本当の意味で自分の就職活動をしましょう。